外壁が少し劣化している様子が見られるなら、塗装工事を考える人もいるでしょう。外壁は早急に改修するのがおすすめなため、経年劣化などが生じているなら、早急に行動するのがおすすめです。ただ、外壁塗装は費用がかかり、物件ごとに価格も変わってきます。
特に、坪数によって外壁塗装は費用が大きく変わることもあるため、しっかり確認しておくのがおすすめです。もし、自宅が40坪ほどであれば、どれくらいの費用がかかるのか紹介しましょう。
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外壁塗装における40坪の費用相場は?
塗装工事をしてもらう際に、自宅の坪数を確認しておくことで出費をある程度計算することが可能です。特に、自宅が40坪であれば、どれくらいの費用になるのか確認しておきたいでしょう。相場として40坪であれば80万円から120万円ほどになるでしょう。
工事は塗装面積が大きくなるほど費用も上がって行くため、坪数が大きいほど外壁塗装はお金がかかります。ただ、この数字は相場であるとはいえ、幅も広く金額内に収まるというわけではありません。その点について以下の内容を確認しておきましょう。
使用するグレードの違い
外壁塗装を行う際は、塗料のグレードも関係してきます。特にフッ素や遮熱、断熱材などで機能性が高いなら、他のものに比べて価格が高く設定されているでしょう。
ラジカル塗料など、種類もいろいろあるため、工事の際に使用する塗料を確認しておかないと見積書を見たときに予想外の金額になることも十分考えられます。業者は良いものを勧めてくることが多いですが、自宅と費用の点を考えて選択をするようにしましょう。
屋根塗装を行う際はさらに費用が上がることも
外壁の工事をしてもらうときに屋根塗装も同時に行うようであれば、さらに費用が上がると考えておきましょう。屋根塗装を同時に行うようであれば、相場はさらに上がって100万円から140万円になるでしょう。
屋根と外壁の塗装を同時に行った方が、単発で工事してもらうよりも安くなることはありますが、当然外壁のみよりも高くなります。どのような選択をすれば良いのか、費用と屋根の状態を確認して判断するようにしましょう。
40坪の外壁塗装にかかる相場の内訳
塗装工事をする際に自宅が40坪ほどであれば、大体の金額を準備することができるでしょう。ただ「内訳はどうなっているの?」と疑問を感じることもあるでしょう。塗装工事をする際はどのような内訳となっているのか知っておきたいはずです。相場による内訳は以下のようになっています。
塗装による材料
工事をする際にかかる費用は塗料があります。内訳としては全体の20%ほどになり、塗料以外にコーキング剤や養生道具なども含んだ価格になるでしょう。そして、塗料にもいろいろな種類があるため、選択したものによって費用は変わってきます。種類別の費用相場は
・アクリル1,400〜1,800
・ウレタン1,700〜2.200
・シリコン2,300〜3,000
・フッ素3,500〜4,800
・遮熱や断熱材4,000〜5,000
・光触媒4,500〜5,500
と言うようになっています。
塗料の価格は種類によって変わっていますが、耐用年数も確認した上で決定する必要があります。例えば、フッ素や遮熱や断熱、光触媒の場合は価格が高いですが15〜20年ほどの耐用年数です。アクリルやウレタンは価格が安いとはいえ、4〜10年ほどの耐用年数になっています。結果的に長い方が安い場合もあるため、考慮しておきましょう。
足場代
外壁塗装を行う際は、足場代に関しても考慮しておきましょう。外壁塗装を行うときは必ず足場が必要になり、全体費用の2割ほどです。足場代の相場は1㎡600円〜1,000円ほどになっており、設置場所や高さなども関係します。
計算式としては(外壁面積×1.3倍)×単価で求めることができるため、費用が気になるなら確認してみるのがおすすめです。40坪だと外壁面積が大体158ほどになり、1.3をかけると足場の面積は約205になります。
ここから600円をかけると、支払い費用は12万3,000円ほどと計算できるでしょう。もちろん、外壁面積や材質などによっても変わるため、あくまで目安として計算は使用しましょう。
人件費とその他の諸経費
外壁塗装は工事に関わる職人数によって変わることもあります。職人は塗装の範囲や洗浄、現場の管理などによって変わり、規模が大きいほど費用負担も大きくなります。人件費の相場は塗装会社によって変わることもあるため、先に見積もりを出して確認しておくのがおすすめです。
また、諸経費に関しては交通費や運搬費、既存の素材の撤去などを中心にして費用を支払います。廃材などは量によっても変わりますが、大体1万円から3万円ほどです。これらの費用も確認しておきましょう。
40坪の外壁費用を計算しておこう
自宅が40坪ほどであれば、大体80万円〜120万円ほどの経費がかかります。これ以上安い費用や高過ぎる価格だと逆に怪しいため、相場を確認しておくのは重要です。自分の予想通りの価格なのか、まずは見積もりを依頼してください。
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